社員インタビュー

成長への原動力は、共に働く「仲間」

生産担当 波多浩司 (2021年4月入社)

入社のきっかけ

実家が寿司屋を経営しており、子どもの頃から「ダシ」が身近にあり、自然とその製造方法に興味を持っていました。日本有数の「ダシ」原料の生産地である地元・天草市牛深で、「ダシ」の奥深さをもっと知り、専門性を高めたいと思い、天草フードテックに入社しました。

仕事内容

「ダシ」の原料となる、煮干し・雑節・焼きあごの製造を担当しています。 煮干し・雑節の製造では、まず原料魚の生処理をおこないます。続いて、煮干しは乾燥庫で季節や気温に応じて温度を調節しながら乾燥させます。雑節は焙乾庫の火床に薪を投入し、焚き付けをおこないます。火床への空気の流れや薪の投入量を調整して、適切な焙乾温度を保ち燻します。完成した両製品は、品質にこだわって選別をおこない、梱包します。 焼きあごの製造では、トビウオを設定温度に調整した焼成機で焼き上げ、乾燥させて、選別・梱包をおこないます。

1日のスケジュール

おおよそ7時〜8時に勤務スタート。原料魚の処理と焙乾庫の焚き付けを開始します。適度に薪を投入しつつ、10時〜11時頃から乾燥庫内で仕上がりムラが起きないように、場所の入れ替えをおこなったり、乾燥温度の調整作業をします。お昼休みを挟み、13時からも引き続き細かな調整等をおこない、完成した製品の選別・梱包作業をします。翌日の準備をして、16時〜17時頃に退社します。

仕事のやりがい

私の仕事は全て手作業で、マニュアル化が難しい職人技です。例えば、温度調整一つとっても、僅かな誤差で出来栄えが違ってくるほど、緻密さと丁寧さがとても重要です。 こうした製造工程を経て、良質な製品が完成した時に、喜びや達成感、やりがいを感じます。

天草フードテックの好きなところ

共に働く社員一人ひとりの人柄の良さです。どんな時も互いに尊重し合い、助け合う精神が天草フードテックには根付いています。日々の業務でも細かな気配りや心遣いを忘れず、思いやりを大切にしているので心強いです。 新入社員に対しても親切に指導し、サポートする体制が整っているので、共に成長していける環境があると感じます。

これからの目標

今はまだ、先輩の指示がないと自分で判断できない部分が多々あります。早く知識と技術を身につけて、先輩方の作業負担を軽減したいと考えています。そして、生産担当のリーダーになりたいです。将来的には生産業務に留まらず、原料の仕入れや製品の販売といった業務も担うことができる人材に成長することを目指しています。

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